洞爺湖の中島は大島・弁天島・観音島・饅頭島の4つの島の総称として用いられている名称です。
約5万年前に噴火した溶岩ドームと火砕丘の集まりによってできた島々で、パワースポットとしても有名です。
ここでは、そんな中島は北海道で一番のパワースポットと言われる理由や、中島への行き方、散策(トレッキング)してきた口コミ情報をまとめてみたいと思います。
中島がちょっと気になる…という方やパワースポット好きの方の参考にしていただけたら嬉しいです。
もくじ
洞爺湖の中島は北海道でNo.1のパワースポットなのか?
支笏湖の中島はパワースポットとして有名ですが、中には北海道でNo.1だと称する声も良く聞かれます。
その理由は、蝦夷富士とも呼ばれる羊蹄山のエネルギーが貯まっていると言われている大平原が中島に存在するのが大きいでしょう。(羊蹄山自体もパワースポットとしてはかなり有名)
パワースポットの順番を付けるのは難しい(超能力者なら可能かな?)ので、中島が一番と断言はできませんが、あの羊蹄山の力が注がれる島ですから相当なパワーがあるのは間違いなさそうです。
実際に訪れてみると、清々しい気持ちになりますし気分がスッキリとした印象を抱きます。
パワースポット好きにはかなり魅力的な場所と言えるでしょう。
洞爺湖中島の散策・トレッキングをしてみた
ずっと行ってみたかった洞爺湖中島の散策へ行ってきました。
中島は以下の2つのトレッキングコースがありますが、所要時間が異なるので予定を立てる際に選択するコースを決めておくと良いと思います。
- 周遊コース(約1時間)
- アカエゾマツコース(約2時間)
どちらのコースを選んでも原生林を歩く楽しみは得られますが、アカエゾマツコースでないと風穴群やサンショウの木は見られないので、迷わずアカエゾマツコースを選択。
事前に子供たち(8歳・5歳)のもたくさん歩くことを伝えて、休憩用のおやつや飲み物も準備していたので問題なく歩けました。
散策して楽しかったポイントをダイジェストでご紹介したいと思います。
ウンクル・セトナの桂の木
アイヌ一族の首長シャクシャインと共に戦った戦士「ウンクル」アイヌの乙女「セトナ」が桂の木に化身して結ばれたという伝説があるご神木
大平原
以前はトドマツ等が茂っている林だったそうですが、土壌や気象などの影響によって枯れたことにより出来上がった平原です。
ここがパワースポットとして特に有名な場所ですね。
浮見堂(三重塔)
洞爺湖の守り神である龍神様が祀られていると言われている塔です。
洞爺湖中島への行き方は遊覧船がベスト?
中島へは、「中島めぐり」という遊覧船(洞爺湖汽船が運航しています)を利用して上陸します。
洞爺湖湖畔のスワンボート(エンジン付きもあり)やモーターボートで中島周辺までは行けるものの、上陸まではできないので、中島へ行く方法としては遊覧船を使うほかありません。
中島の一つ大島へは片道約25分のクルージングで到着しますが、船内からの景色を見ているとあっという間に到着します。
ちなみに、遊覧船は年中運行されていますが、中島へ寄港するのは4月下旬~10月の運行のみなのでご注意ください。
この期間中は30分間隔で運航されているので、往復はそれほどきっちりと時刻の計画を立てる必要はないのは嬉しいところ。
遊覧船の詳細については公式サイトを参照してみてくださいね。
洞爺湖中島には野生の鹿が多く生息する?
洞爺湖中島には様々な野生動物が生息しています。
中でも多いのがエゾシカ。
必ず会えるというわけではありませんが、かなりの数のエゾシカが生息しているとのこと。
動物園で鹿がいてもそれほど注目はしませんが、なぜか野生の鹿だとテンションがあがりますね笑
エゾシカの他にも、エゾリス、季節によってはキツツキなどの野鳥にも遭遇できるみたいですね。
洞爺湖中島の神社・博物館・カフェ
洞爺湖大島に博物館「中島・湖の森博物館」があります。
3つのゾーン(ジオパーク情報、洞爺湖と中島の自然、中島散策情報)に分けて展示されていて、見ごたえは充分です。
帰りの遊覧船を待つ時間に訪れるのが良いですね。
カフェは湖と森のCafeさんが営業されています。
食事でも軽食でも利用できるカフェですね。
冬でも洞爺湖中島へ行ける?
冬は洞爺湖中島へは行けません。
冬期間中(11月~4月)は遊覧船が中島へ寄港しないためです。
なお、中島へ寄港しない冬の遊覧船ですが、運行自体は行っていて中島周辺の遊覧が可能です。
洞爺湖中島は上陸禁止なのか?
ネットで洞爺湖中島について調べていると、たまに目にする「上陸禁止」というワード。
結論から書くと、洞爺湖中島への上陸は禁止されていません。
どういった経緯で上陸禁止というワードが出ているのかまでは不明ですが、冬期間は上陸できないことや、モーターボートでは上陸できないことから派生している可能性もあるでしょう。
ただ、観光客のマナーなどの問題から上陸禁止になる可能性は全くないとも言い切れないとも言えますね。