背脂のあの独特のうまみと深いコクを自宅でも味わいたい!
以前は背脂は肉屋さんで購入するのが主でしたが、最近ではスーパーでも簡単に買えるので家庭の料理に使用する方も増えてきてますね。
製品も瓶詰めやチューブタイプのものもあり、用途によって選択できるのも嬉しいところ。
ここではスーパーで買える背脂のご紹介のほか、気になるラードとの違いや背脂の代用品についてもお伝えしています。
もくじ
背脂はスーパーで買える?主な売り場はどこか
背脂はどのスーパーでも売っているというほどの生活への浸透度は高くありませんが、売り場面積の広い大きめのスーパーでは置いてあることが多いですね。
スーパーで扱いがある場合、店舗にも寄りますが基本的には調味料売り場にあることが多いです。
前述したとおり、どのスーパーでも必ず売っているわけではないので、見当たらない場合は店員さんへ確認してみてくださいね。
なお、スーパーで人気の高い背脂商品としては以下の2商品が比較的有名です。
800グラムも入っているのでたっぷり使えます。
背脂だけでなくネギとショウガも入っていて、これひとつでコクと風味が変わります。
パウチタイプなので使いたい分だけ絞って使えるのも嬉しい製品です。
なんと、発売から3か月で100万個が売れたという人気商品です。
背脂と一緒に刻んだにんにくが入っていて、パンチが効いた味がやみつきになります。
写真にあるようにラーメンに入れるのはもちろんのこと、チャーハンの味付けとしても大活躍してくれる製品です。
瓶タイプで、色々な料理にちょい足しすると濃厚な味に仕上げることができます。
背脂の瓶詰め、チューブタイプの商品はどちらが使いやすい?
瓶詰めの背脂は、一見すると使いにくいかもしれませんが、その実態は異なります。例えば、エスビー食品のにんにく背脂は、瓶詰めであることにより、にんにくの風味がぎゅっと閉じ込められています。
このタイプの最大の魅力は、料理に加えた際に、にんにくの風味が存分に広がる点です。瓶の蓋を開け、必要な量をスプーンなどで取り出すことで、料理の最終工程に深みと風味を加えることができます。
しかし、瓶詰めの背脂は保存時に冷蔵庫で固まりやすく、使用する際には少し温めるか、常温に戻しておく必要があります。
一方、チューブタイプの背脂は、使い勝手の良さで注目されています。チューブから直接料理に絞り出すことができるため、手を汚さずに済み、また量の調節もしやすいです。
忙しい朝のラーメンや、夜遅くの一人チャーハン作りには、この手軽さが大変重宝します。さらに、チューブタイプは冷蔵庫で保管しても固まりにくいため、いつでもサッと使えるのが大きな利点です。
結局のところ、瓶詰めとチューブタイプの背脂、どちらが使いやすいかは、使用するシーンによって異なります。料理に風味を加えたい時や、特定の食材と混ぜ合わせたい場合は瓶詰めタイプが適しています。一方で、手軽さと調節のしやすさを重視するなら、チューブタイプがおすすめです。自分の料理スタイルや好みに合わせて、適切なタイプを選ぶと良いでしょう。
業務スーパーで背脂の取り扱いはあるか
業務スーパーでは、背脂商品は現在のところ取り扱いはありません。
先ほどご紹介したエバラの豚背脂こく粒やエスビー食品のにんにく背脂も販売していませんが、背脂の需要が増えればもしかすると販売を始める可能性はあるかもしれませんね。
ただ、背脂の代わりかどうかはわかりませんが、ラードであれば一般家庭サイズのチューブタイプのものや、業務サイズの一斗缶での販売もしています。
今後、業務スーパーで背脂製品を見つけましたらここでご紹介したいと思います。
背脂とラードの違いとは?
意外と知られていない背脂とラードの違い。
どちらも脂であることは確かですし、何となく違いはわかるものの説明するとなると言葉にならないという人は多いと思います。
結論からいうと、背脂は加工されていないそのままの脂身のことです。
溶けやすいのでスープに使いやすいです。
ひき肉に入れるとコクが出るので、こってりと風味を出したい料理に使うのがおすすめです。
一方で、ラードは加工された脂身のことです。
背脂だけでなく、その他の脂身部分も使用しています。また、豚脂100%のものを純正ラード、豚脂と牛脂・パーム油を混ぜたものを調整ラードと言います。
香りやクセが少ないので、揚げ物や普段の料理にも幅広く使えます。クッキーなどのお菓子作りにもオススメです。
使い分けを知ると、背脂とラードは全然違うことが分かります。
背脂がない時、何で代用できるのか
使いたいときに背脂がない!そういう時は、自宅にあるもので代用してみましょう。以下のものがあるか探してみてください。
- ラード(原材料が似ているので代用しやすい)
- 牛脂(背脂よりもあっさりした仕上がりになる)
- 鶏脂(あっさりしたイメージだが鶏脂はコクがある)
この3つで代用できれば風味を近づけることができるでしょう。ですが、普段から家にあるという人は少ないのではないでしょうか。
そこで、もっと身近なもので代用できるものを探してみましょう。
- バター、マーガリン(コクが出る)
- マヨネーズ(濃厚な仕上がりに)
- ごま油(風味付けに良い)
これらは自宅にあるという人も多いのではないでしょうか。背脂とはちょっと違う風味になりますが、コクや風味を出すことができます。
背脂がない時は、これらの食材があるかチェックしてみてください。
普段の料理に足すことで、美味しくなる発見があるかもしれません。
まとめ
背脂は一部のスーパーで購入することができるので、自宅で作った料理にも入れることが可能です。
エバラの豚背脂こく粒やヱスビー食品のにんにく背脂という製品が有名ですが、エスビーの製品はなんと3か月で100万個の販売実績があるほどの高い人気を誇っています。
ラーメンに入れるほか、チャーハンに入れたりすることで、自宅でも背脂のあの独特のうまみと深いコクがある料理を楽しむことができます。
そのほか、背脂がない時に代用可能な製品についてもまとめましたが、ある程度は背脂に近づけることはできるものの、やはり完全に背脂の味を再現することはできないため、背脂好きの方は是非家庭に常備しておいて欲しいと思います。
一部のスーパーでは背脂の取り扱いがあると書きましたが、現時点では残念ながら業務スーパーでの背脂の扱いはありません。
今後、見かけるようなことがあれば速報をここに記載したいと思います^^