今や様々な企業で商品化しているエナジードリンク。
その中でも最も有名なレッドブルですが、効果がないとか2本飲んだら死ぬといった話を耳にすることがありますが本当なのでしょうか?
健康には問題ないのか?とちょっと気になりつつも飲んでいるという人も多いかもしれませんが、まさか死の危険性があるのであればちょっと考えてしまうでしょう。
ましてや、効果がないとなればデメリットしかなくなってしまいますが、実際のところはどうなのでしょうか。
ここではレッドブルが持つ目覚ましや二日酔いへの効果や、健康への影響についてまとめているので、レッドブルについて気になる方は是非参考にしてみてくださいね。
もくじ
「レッドブルは効果ない」の声にはどのような理由があるのか?
レッドブルを飲む人は、次の効果を期待している人が多いでしょう。
- 眠気を覚ましたい
- 疲れた時にやる気を出したい
- 不調を改善して体調を整えたい
口コミには「だるさが和らぐ」「眠気がなくなった」などの声が多くある一方で、「眠気や疲労感が解消されない」と効果がなかったという声もあります。
レッドブル全然効果ないぞ!!!!翼を授けてくれるんじゃなかったのか!!!!
— あるてぃ🍵傷心公爵令嬢④発売中 (@Ar_dodici) February 13, 2019
平日は体力がフルで回復することなく疲労蓄積して家帰っても自分の時間取れないくらい仕事長いし今週休日出勤だしセミはうるさいし暑いしレッドブル効果ないし🫠💧
— ポー🎯 (@r9TUiYnpoLBkoa9) July 28, 2022
眠気覚ましにレッドブル!とか言うやつ嫌いだし、効果ないのにレッドブル買ってしまう自分も嫌い
— 爽やかご飯のまさとです (@Sawayaka_gohan) June 16, 2022
原因のひとつとして、レッドブルにはカフェインやビタミンなどの有効成分が入っていますが、医薬品ではないので効果を保証できないことが挙げられます。
レッドブルは栄養ドリンクだと思っている人も多いかもしれませんが、レッドブルを含めエナジードリンクのほとんどは「清涼飲料水」や「炭酸飲料」に分けられています。
薬のように飲めば良くなるというよりは、気休め程度に飲んでみると思ったよりも効果を感じるかも?といった程度と考えるのが適切でしょう。
レッドブルは眠気覚ましや二日酔いにも効果ある?
レッドブルに含まれるカフェインや糖分には、眠気覚ましはもちろん二日酔いにも効果があります。
二日酔いの原因は「アセトアルデヒド」という物質で、不調を改善するにはこの働きを抑える必要があり、カフェインの利尿作用によってアセトアルデヒドを体外に排出し、血管の収縮作用で働きを抑えます。
そして、糖分を摂ることで二日酔いの頭痛やふらつきにも効果があります。
カフェインは眠気覚ましに飲むイメージが大きいですが、二日酔いにも効果が期待できそうですね。
お酒を飲んだあとはレッドブルを飲んでスッキリ!という使い方も良いでしょう。
レッドブルの効果時間はどれくらい?眠気覚まし効果は飲み方に注意!
レッドブルの効果は飲んでから30分ほどで始まり、その後、完全に効果がなくなるまでは5~7時間と言われています。
1回飲めば、じゅうぶん効果を感じられそうですね。
夜に飲むと使わなかった糖が脂肪になり太りやすくなるので、レッドブルを飲むタイミングとしては朝から昼がお勧めです。
生活リズムによって夜に飲んでいる人もいると思いますが、寝る数時間前は避けるようにしてくださいね。
また、眠気覚まし効果を高めるために、レッドブルを1度に何本も飲むのは危険です。間違った飲み方による死亡例もあり、わたしたちの生活の中で身近な問題となっています。
レッドブルを2本飲むと死ぬという話もありますが、安全の基準についてもお伝えします。
レッドブルを2本飲むと死ぬ説はウソ?飲み過ぎによる死亡例は日本でも
レッドブルを2本飲むと死ぬといううわさを聞いたことがありますか?
結論からいうと、2本飲んだだけで死ぬことはないので安心してくださいね。
エナジードリンクのカフェイン量だけを考えると、致死量に達する量は短時間に20本飲んだ場合ですが、飲もうと思ってもなかなか難しい量ですよね。
しかしながら、日本では20代の男性がカフェイン中毒で死亡する事故が起きています。
男性は深夜勤務の眠気覚ましのために、エナジードリンクとカフェイン剤を合わせて飲んでいて、気づかないうちに、カフェインの血中濃度が致死量に達していたということです。
コーヒーなどの飲み物や、薬からカフェインを摂ることもあるため、思っている以上に毎日カフェインを摂っているかもしれないので、レッドブルを飲む目安は1日1本を基本として多くても3本を限度にしておくのが無難です。