ネクタイピンはダサくて時代遅れのアイテムなのでしょうか?
たしかに最近ではネクタイピンをつけている人の割合は減ってきているように感じられます。(そもそもネクタイの着用率も減少傾向にありますけどね)
ですが、ネクタイピンはコーディネート次第で上品な雰囲気を醸し出してくれる魅力的なアイテムなので、上手につけている人はオシャレ度を高めているのも事実です。
ここではネクタイピンはダサい・時代遅れというネガティブな印象とオシャレな使い方についてまとめているので、ネクタイピンをつけようか迷っている方やオシャレな付け方を知りたい方の参考になれば嬉しいです。
もくじ
ネクタイピンはダサいし時代遅れ?
ネクタイピンを取り入れたファッションは、魅力的に見える一方で「ダサい」「時代遅れ」と言われています。普段からネクタイピンをつけている人やこれからつけようと考えている人にとっては気になる評判ですよね。
ダサい・時代遅れと言われる理由には下記の声があります。
- コーディネートに合っていない
- つけている人を見かけることが少なくなった
- おじさんがつけるイメージがある
ネクタイピンはスーツとネクタイに合わせて選ばないとダサい印象になってしまいます。
つけている人のなかにはファッションとしてではなく、ネクタイがぶらぶらしないなどの利便性を重視してつけている人が多いのではないでしょうか。反対に見た目重視の人はつけなくなり、見かける機会が減ったことも時代遅れと感じる理由にあるでしょう。
合わせ方で印象が変わるネクタイピンはオシャレなデザインがたくさんあり、アイテムそのものを見ただけでダサいと感じる人は少ないのではないでしょうか。
ネクタイピンはコーディネート次第で上品な雰囲気を醸し出してくれる魅力的なアイテムなのです。
いまどきの若者はネクタイピンをつけない人が多い?
若者にとっては「ネクタイピンはおじさんがつけるもの」とのイメージがあるため普段からつけない人は多いです。
さらに若者がネクタイピンをつけない理由には次の3つがあります。
- 就活でつけていると悪い印象を与えてしまう
- ブランドやデザインによっては悪く目立ってしまう
- つけなくても特に不便がない
就活では派手で目立ちすぎるデザインを選ばなければ、ネクタイピンをつけていても採用に影響はありません。
また、ネットの口コミには会社で若者が高価なネクタイピンをつけていると気になってしまうとの意見もあります。すべての人にあてはまるわけではありませんが、社内の雰囲気に合わせたものを選ぶと良いかもしれませんね。
不便がないからつけないとの声もありますが、一般的にジャケットを着ない場合はネクタイピンの使用がマナーとなっています。普段はつけない人もTPOに合わせてつけることをおすすめします。
ネクタイピンを高校生がつけるのはダサい?
ネクタイピンは高校生の制服に合わせるとダサいという意見がありますが、つけ方や個性的なデザインを選ぶことによって大人とは違ったオシャレを楽しめます。
ネクタイピンを高校生がつけることについて、一部では否定的な意見もあるものの、高校生活は自分を表現するための大切な時期。ネクタイピンを上手に取り入れることで、他とは一線を画す個性的なファッションを完成させることができます。
特に、日本の高校では制服が一般的ですが、その制服に少しのアクセントを加えるだけで、全く異なる印象を与えることが可能です。例えば、アニメや音楽、スポーツなど、自分の趣味を反映させたデザインのネクタイピンを選ぶことで、同じ制服でも自分だけの個性を主張できます。
ネクタイピンの正しいつけ方も重要です。位置が高すぎると不自然に見え、低すぎると機能を果たさないため、バランスが大切。具体的には、ネクタイの幅が一番広い部分にネクタイピンを横に渡して留めるのが基本です。これにより、ネクタイがずれにくくなり、整った印象を保つことができます。
また、ネクタイピンの素材や色も選び方の一つです。シルバーやゴールドなどの金属製はクラシックで上品な印象を与えますが、木製やプラスチック製のものはカジュアルで親しみやすい雰囲気を演出します。色に関しては、制服やネクタイの色とのコントラストを考えると良いでしょう。
最後に、ネクタイピンはただの装飾品ではありません。風が強い日にネクタイが顔に当たらないようにしたり、食事中にネクタイが汚れるのを防いだりする実用的な面もあります。このように、ネクタイピンは高校生のファッションにおいて、ダサいというよりは、むしろスタイリッシュで機能的なアイテムと言えるでしょう。
ネクタイピンは日本だけって本当?
ネクタイピンは海外では「タイバー」や「タイクリップ」と呼ばれ愛用されています。
日本だけでなく海外でも使用されますが、テレビで見る大統領やスーツを着た海外のビジネスマンもつけていない場面が多いですよね。
その一方でファッション誌にはオシャレアイテムとして取り上げられていますし、海外の俳優がネクタイピンをしてテレビ出演しているシーンを見かけます。
ネクタイに必ずつけるという印象はなく、日本と同じように海外でもネクタイピンをつける人とそうでない人に分かれているようです。
ネクタイピンのプレゼントはいらないし嬉しくない?
ネクタイピンのプレゼントは、つけない人にとってはいらない・嬉しくないと感じるかもしれません。普段スーツを着ている人でもネクタイピンをつけているのかどうか、あらかじめ確認しておくと良いですね。
なかには自分で買うタイミングがないので、プレゼントでもらえると嬉しいとの声もあります。ファッションを上品にまとめてくれるポールスミスやブルガリなどの有名ブランドは贈り物におすすめです。また、オロビアンコやVICNACなどの幅広いシーン・年齢層に向けたブランドもあるので、贈る相手に合わせて選ぶと良いでしょう。
ちなみにネクタイピンのプレゼントには「あなたを支えたい」との意味があるそうです。
あまり知られていないので意識する必要はありませんが、相手を想って選ぶことできっと喜んでもらえるプレゼントになるでしょう。
まとめ
近年はファッションの多様化に伴い、ネクタイピンをつけない若者が増えているように感じられます。
一方で、ビジネスシーンでは引き続きネクタイピンが一定の地位を保っているため、必ずしもダサいというわけではないのは確かです。
ただ、スーツとネクタイに合っていないネクタイピンを使ってしまえば、ダサいと感じさせる結果になってしまうので、使う際には気を付けたいところです。