虫除けシールは効果ない？蚊に効かない理由やどこに貼るのが良いのかについて｜イナコド

虫除けシールを貼っていたのに蚊に刺されたという経験をしたことがある人はきっと多いはずです。

理由は、虫除けシールは蚊には効果がないからです。

多くの人が蚊に刺されないように虫除けシールを貼っていますが、元々効果のないことを期待して貼っているのが実情です。

虫除けシールが蚊の対策に効果がない理由や、虫除けシールによって対策できる虫の種類についてご紹介していこうと思います。

虫除けシールは効果ない？気になる蚊への効果について

虫除けシールの効果は、スプレータイプの商品に比べると分かりづらいです。

「使ってみたけど刺された」との口コミがあり、効果ないと感じている人は多いようです。

昨日は家族で花火したんだけど、私だけが蚊に三箇所も刺された😥

新品の虫除けシール貼ってたのに効果なし。
しかもシールの真横刺された💧
服の上から二箇所…
さっきキンカン買ってきた…😭

— ヒビ子 (@hibik1020) August 19, 2019

蚊の対策として虫除けシールを使っている人もいると思いますが実はあまり効果はありません。

実際のところ、多くの虫除けシール商品にも「蚊を対象にしていない」と書かれています。

虫除けと言えば、最初に蚊を思い浮かべる人は多いと思いますが、虫除けシールの対象である虫は、血を吸わない蚊のユスリカとチョウバエやコバエです。

そのため、虫除けシールを貼っても蚊に刺されてしまい「効果ない」と感じてしまうのです。

蚊の苦手なアロマ成分も入っているので少しは効果がありますが、虫除けシールを貼っていない場所は刺されやすいでしょう。

蚊に効くかどうかは、次の成分が関係しています。

虫除けシールが蚊に効かないのは「ディート」が不使用だからです。

ディートとは、蚊やダニ・アブなどの血を吸う虫に効果のある化学成分で、虫除けスプレーなどに使用されています。

では、なぜ虫除けシールには使われていないのでしょうか。

ディートは日常的に皮膚に使うと血圧低下や発疹、けいれんなどを引き起こすことがあり、安全に使えるとは言えません。

実際、6ヶ月未満は使用禁止、ディート30％の商品は12歳以下が使用禁止となっています。

正しい使用基準を守れば安全ですが、もしも虫除けシールにディートが使われていたら、子供は知らずになめたり誤飲したりする危険がありますよね。

また、体への影響を考えて、赤ちゃんや幼児にはなるべく肌に触れない虫除けシールで対策したいと考える人は多いのではないでしょうか。

安全に使えるように、虫除けシールはほとんどがディート不使用なのです。

虫除けシールは足首などの足を中心に貼ると効果的です。なぜなら、蚊は足裏の常在菌の種類が多い人に寄っていく習性があるためです。

これは足のニオイが臭いからではなく、人に感知できないニオイに引き寄せられているのです。

それでも足だけ貼るのでは、腕や首には虫が寄ってきてしまいます。足以外にも、手首や首元など体温の高い場所に貼ると良いでしょう。

直接貼るとはがれやすいので、衣類に貼って使用してくださいね。

蚊にはあまり効果がない虫除けシールですが、どうせ貼るなら足を中心に貼る方が他のところへ貼るよりかは期待できる効果は比較的高いです。（これで刺されなくなるというほどの効果は期待できないのでその点はご注意くださいね）

ダイソーの虫除けシールは、ディート不使用で持続効果はおよそ8時間です。ほかの商品と比べてみると、効果はほとんど同じです。

体に害のないアロマ成分のみ使用しているので、やはり蚊への効果は期待できないでしょう。

中にはダイソーの虫除けシールを使ったら「貼った場所の近くは刺されなかった」との口コミもありますが、他の製品より効果が高いというのはなかなか考えにくいところです。

ただ、24枚入りでたっぷり使えるので間隔をせまくして貼ると蚊を防げる可能性は少しは高められるでしょう。

虫除けシールがどこに売ってるのか見つからないときは、次の場所をチェックしてみてください。

虫除けシールは赤ちゃんにも使用できるので、トイザらスなどのおもちゃ屋にも売っています。また、ヤマダ電機などの家電量販店では、店舗によって日用品も豊富に置いてありますよね。

店舗によっては虫除けコーナーに売ってることがあります。

店舗以外では通販での購入もお勧めです。ディズニーキャラクターやリラックマなど種類が豊富なので、近くに売ってない商品も見つかるでしょう。