画像引用:六花亭公式サイト
北海道土産の定番といえば、六花亭のマルセイバターサンド。
1977年に販売開始され長い歴史を誇る銘菓ですが、以前と味が変わったという説があるのをご存じでしょうか。
以前より味が落ちたとか固くなったという意見もあり、なかには露骨にまずくなったという声も。
六花亭の公式情報では原材料や製法は変えていないとのことですが、それでも少なからず変化を訴える口コミがあるのでその理由について調べてみました。
個人的にはいつも安定して美味しいマルセイバターサンドですが、味や固さを変化させる要因はあるのでしょうか。
もくじ
マルセイバターサンドは生地や原材料が変わった?改良説の真相を調査!
最近味が変わったと、改良説や改悪説が囁かれるマルセイバターサンド。
生地や原材料に変更があったのかどうかを調べたところ、製法を含め従来と変わったところはないとのこと。
ただ、条件によってはビスケット生地の固さが変わったように感じるポイントがあって、固さの違いは解凍からの時間の経過によって変わることがわかりました。
まず基本として、マルセイバターサンドは製造後すぐに冷凍され出荷されています。
店頭や物産展などでは冷蔵で販売されていることが多いですし、私達が購入してから食べるまでの間に更に解凍が進むことになります。
そうして時間が経つことによって、サンドされたクリームの水分がビスケットに染み込んでしっとりさが増していく、ということのようです。
また、原材料ではありませんが、包装フィルムの変更もしっとり加減に影響している可能性があります。
以前は包装フィルムを折りたたむ方式でしたが、虫の混入を防ぐ目的で密封方式に変更したとのこと。
折りたたみ式の時はバターサンドをおさえて包装していたためビスケットがクリームにギュっと押し付けられ、クリームの水分でビスケットがしっとりしやすくなった可能性は十分に考えられます。
これがビスケット生地の固さについての改良説、人によっては改悪説の真相でしょう。
クリームについても包装の変更が何らかの違いを生んでいるのではと考えられますが、材料の変更などの情報は見つけられず、はっきりとした理由は分かりませんでした。
味落ちた・固くなったとの口コミは多い?
高い人気を誇るマルセイバターサンドですが、ネット上では以前よりも味が落ちたのではという口コミがいくつか見られます。
「やけにサクサクしている」「しっとりしていない」などビスケットが固くなったという方や、反対に「とてもやわらかくて味気なくなった」と感じている方もいるようです。
固くなったと感じる方と、やわらかくなったと感じる方。
また、クリームについても「ラム酒の香りが薄くなった」「バターの濃厚さがなくなった」という口コミがありました。
改良ではなく改悪ではないかという厳しい意見も…。
先ほども書きましたが、基本的に原材料や製法は変えていないとのことなので、食べる人の状況などによって以前と変わってように感じられたのかと推測してしまいます。
個人的にはいつも同じクオリティーだと感じていますし、「やっぱり安定の美味しさ」という口コミもたくさん見受けられますからね。
オススメの解凍方法と食べ方
六花亭の公式サイトに解凍時間の目安が記載されています。
解凍は室温(20~25℃)で、サクサク派は2時間程、しっとり派は3日程おくのがオススメとのこと。
公式オンラインショップでは冷凍状態で購入できるのですが、ご自身で解凍してお好みの固さで楽しむのも良いかもしれません。
個人的には凍ったまま食べるのも好きで、ガチガチには凍らず、アイスのような食感が楽しめます。
冷凍保存だと食べきるまでの時間も延ばせますので、気になった方はぜひ試してみてはいかがでしょうか。
マルセイバターサンドがうますぎる!と人気の理由とは?
マルセイバターサンドの人気の理由のひとつに、バタークリームをサンドしているビスケット生地が好きだという口コミが目立ちました。
このビスケット、実は六花亭専用の小麦粉で作られており、マルセイバターサンドならではのしっとりホロホロとした食感が生み出されています。
その他には、バタークリームとビスケットとの相性が最高との口コミや、レーズンは苦手だけどマルセイバターサンドは食べられるといった意見もよく聞かれます。
近年、PLESS BUTTER SANDを始め色々なバターサンドが販売されていますが、その中でも断然マルセイバターサンドが1番!という声は多く聞こえますね。
常に後発商品よりも人気を保ち続けるというのはかなり大変なことですが、これからも高い人気を保ち続けていくように思われます。