豆知識

観葉植物のコバエ駆除はハッカ油が一番?木酢液や殺虫剤の効果についても

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オシャレや癒しを求めて観葉植物を置いてるのに、それが原因で部屋にコバエが発生して嫌な気持ちになってしまいました。

1匹いるなぁ…って思った翌日には何匹にも増えていたり…。

このままどんどんコバエが増えていくのかと心配になってコバエ対策について調べてみました。

やってみると意外とあっさりとコバエ退治ができたので、気になっている方は是非参考にしてみてください。


観葉植物のコバエ駆除にはハッカ油が一番?

ハッカ油のスプレーを作って観葉植物に振りかけるだけでコバエ対策としてはかなり効果があります。

殺虫剤ではないので安全面から見ても良いですね。

<作り方>

  • 無水エタノール10ml
  • ハッカ油10~20滴
  • 精製水90ml

この3つを混ぜるだけ

全て購入すると2,000円くらいにはなってしまうので、観葉植物のコバエ対策だけにこれだけのお金をかけるのは高いと感じるかもしれませんが、観葉植物以外にもアウトドアをする際などの蚊よけにも活用できるので、それほど割高な買い物とはなりません。

無害の材料で作るので、人体へも安心して使えるのが魅力です。

ハッカを観葉植物に使うと枯れる可能性はあるか?

ハッカ油を使った殺虫剤は刺激が少なそうに思いますが、植物によってはハッカ油の濃さによって枯れてしまう場合があります。

ですので、使用する観葉植物の種類に合わせてハッカ油の濃度を調整すると良いでしょう。

適切な濃度が分からない場合は、最初はハッカ油を薄い状態で観葉植物にかけてコバエへの影響を見ながら少しずつ濃度を高めていくと良いです。

観葉植物のコバエ駆除に木酢液も効果あり

木酢液とは木炭を作るときに出る水蒸気や煙を冷やし、液体にしたのち有害物質をろ過したものです。

これを200~500倍程度に希釈して観葉植物に散布することで防虫効果が得られます。

何と表現してよいか難しいですが、燻製のような独特な匂いがします。

室内で使う場合は匂いが気になってしまうのが難点ですが、濃度を濃くしない限り観葉植物が枯れる心配は少ないのが利点です。


ダントツやオルトランなどの殺虫剤について

ダントツとは粉末の殺虫剤で、いつもの水やりの水に混ぜて溶かして使うのでお手軽です。

無臭で土の中まで殺虫剤を浸透させることができるので、防虫効果は高いです。

オルトランは土にばらまいて使う薬剤です。

浸透性が高く、土の中まで広範囲に浸透し、植物が根から薬剤を吸収してくれます。

コバエだけでなくアブラムシやアオムシにも効果があり、殺虫剤の中ではかなりの効果が期待できます。

虫の発生が酷い場合は、これらの殺虫剤を使用するのも選択肢として考えられます。

コバエ対策における水や土の注意点とは?

コバエ対策をする中で、水や土の状態に注意を配る必要があります。

土は通気性の良い無機質の土を使うのが望ましく、水に関しては受け皿に溜まっている場合は定期的に捨てて綺麗に保つなど、日々の確認だけでもコバエの発生度は変わってきます。

また、これまで述べてきたようなハッカ油や木酢液を使って虫対策をする以外に、鉢ごと水に沈めて幼虫や卵を駆除するという方法があります。

15分程度沈めておくと次第に表面に卵や虫が浮かんでくるので、それを除去すればOKです。

これによってそのまま土を使い続けることができることもあるので、一度試しにやってみてはいかがでしょうか。