家の中でゲジゲジを発見したら丸めた新聞紙で叩くなど駆除をしようとする人は多いかもしれませんが、ゲジゲジはめちゃくちゃいい奴なので駆除はしない方が良いです。
ゲジゲジは害をもたらすことはないばかりか、ゴキブリを始め様々な害虫も食べてくれる最高の働きをしてくれるからです。
特徴的なフォルムから嫌われることの多いゲジゲジですが、本当はいい奴だったと気づいてもらえるために、ゲジゲジの良い点についてまとめてみました。
もくじ
ゲジゲジがいいやつ(益虫)とされている理由!ゴキブリ食べるって本当?
見た目が強烈なため嫌われることが多いゲジゲジですが、実害がないだけでなく害虫を食べてくれるいいやつ(益虫)です。
たとえばクモやダンゴムシ・ダニ・シロアリなど、普段わたしたちが困っている虫を食べてくれます。また、性格は臆病で、人間が近づくとすぐに隠れてしまいます。
そう考えるとゲジゲジのイメージが少し変わってくるのではないでしょうか。
さらにゲジゲジの「いい奴度」を高める情報をお伝えすると、ゲジゲジはゴキブリを捕まえて食べてくれます。さらに死骸も残さずキレイに食べるという嬉しい習性があります。(めちゃくちゃいい奴ですね!)
ゲジゲジは駆除したくても、動きが素早いので一瞬で見失うことがあり「どこかにゲジゲジがいる」と考えると恐怖は大きいですが、ゲジゲジは放置しても家の中で増えることはほとんどありませんし、害虫駆除にも一役買ってくれるわけですから駆除する必要すらありません。
いい奴なのはわかったけど、やっぱりどうしてもあのフォルムが苦手…という人は、ゲジゲジを見失った時の対処法を次にご紹介するので参考にしてみてくださいね。
ゲジゲジを見失ったときの対処法!殺してはいけないのか?
ゲジゲジを見失ったときは、気にならない人ならそのまま放置しても問題ありません。(だってゲジゲジはいい奴ですからね。)
しかしながら、家の中にいても大丈夫な人は少数派ではないでしょうか。
まずはゲジゲジが潜んでいる可能性が高い場所ですが、排水口や壁・家具のすき間など、狭い場所に入っていくことが多いので、確認してみましょう。
害虫対策のことを考えると殺さない方がよくできれば逃がしてやって欲しいですが、どうしても駆除したい場合は、逃げるのも速いのでスプレータイプよりもバルサンなどの燻煙タイプが効果を発揮します。
それでも見つからないときは、確実に駆除してもらえる専門の業者に依頼する方法もあります。
費用の相場はおよそ30,000~100,000円となかなか高額になる場合があるので、最後の手段で考えておくと良いですね。
なお、ゲジゲジは人間がいると逃げようとするので、無理に捕まえようとしなければ刺したりすることもありません。
万が一駆除する際に刺されたときは次のように処置してくださいね。
ゲジゲジに刺されたらどうする?ゲジゲジが持つ毒性についても
ゲジゲジに刺されたら、こすらずに濡れタオルなどで冷やしましょう。ゲジゲジのムカデのような見た目から、刺されたら毒性が心配ですが、ゲジゲジには弱い毒があるものの病原菌などはなく体に害はありません。
また、人間だけでなく犬や猫にも影響はないので安心してくださいね。
刺されたところ消毒をして、かゆみや腫れの様子を見てかゆみなどの症状が良くならないときは、放っておかずに医者に相談することをおすすめします。
ゲジゲジの衝撃的な正式名称とは?
ゲジゲジの正式名称は「ゲジ目ゲジ科ゲジ属ゲジ」です。
いい奴なのになかなかインパクトの強い名前ですね。
ゲジゲジというのは名称が略されているのかと思いきや、標準和名は「ゲジ」なのです。ゲジは、ムカデ綱のゲジ目に属している生物の総称で、ムカデの仲間です。
また、日本では25mmのものをゲジ、40~80mmのものをオオゲジと2種類に分けられています。
名前も衝撃的ですが、もしもオオゲジに遭遇したらかなりのインパクトがありそうですね。