豆知識

万年筆を仕事で使うのは生意気?気取ってる・かっこつけのアイテムなのか

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万年筆は使ってみるとわかりますが、力を入れずに楽に書けるので職場でも使いたくなるほど便利なアイテムです。

ですが、中には万年筆を使うなんてカッコつけだとか生意気だと感じる人もいるようで、万年筆を使っている人に対して良い印象を抱かないことも珍しくありません。

中には職場での万年筆の使用を禁止する人もいて、自由に万年筆を使えない愛好者もいるようです。

ここでは、カッコつけではない万年筆の魅力や万年筆を巡る悪印象(生意気・気取ってる)についてまとめています。

万年筆に好意を抱いていない人はもちろんのこと、万年筆愛好者へも参考にしていただけたら嬉しいです。


万年筆を仕事で使うのは生意気なのか?

仕事で万年筆を使っている人を見ると「おっ」と目に留まることがあるのではないでしょうか。万年筆を使っていると「意識が高い人」と魅力的に感じる一方で、生意気だとの印象を持つ人もいるようです。

ボールペンを使って書類を書く機会が多い職場では「なぜわざわざ万年筆を使うのか?」と思われるかもしれません。

使っている人の多くは見た目ではなく、書きやすさや永く大事に使える魅力が理由にあるのではないでしょうか。

万年筆を持たない人には格式高いイメージから生意気と思われてしまう場合もあるので、職場の雰囲気や使う場面を選ぶと良いかもしれませんね。

万年筆は気取ってる・かっこつけのアイテムなのか

万年筆は気取ってる・かっこつけのアイテムといわれる理由には、次の2つの理由があります。

  1. 高級・紳士・格式高いイメージがある
  2. 現代のビジネスには適していない

紳士な男性が商談で万年筆を使ってメモしている場面を想像するととても魅力的ですよね。一方で、使う人の雰囲気やコーディネートに違和感を覚えると「気取ってる」印象を持たれてしまいます。

2つめの理由には、現代の仕事で万年筆を使うメリットが少ないことがあります。

例えば複写式の書類を書く際には、しっかり写らなかったり安定して書きづらかったりするため、ボールペンの方が適しているといえます。また、法律で定められる書類には「青または黒のボールペンで記入」と指定されているものが多いですよね。

ボールペンを使う機会が多いビジネスマンが万年筆を持っていると、気取ってる・かっこつけのアイテムだと思われてしまう場合もあるようです。

万年筆は見た目のオシャレさも魅力ですが、ボールペンとは違った次のようなメリットがあるのです。

万年筆はなぜ使う?良さがわからない人へメリット・デメリットを解説!

万年筆は「書きにくい」「インクの補充が大変」など扱いが難しいイメージがある人も多いのではないでしょうか。良さがわからない人にとっては、ボールペンではなくなぜ万年筆を使うのか気になりますよね。

万年筆を使ってわかる、メリット・デメリットを解説します。

〈メリット〉

  • 力を入れずに楽に書ける
  • 紙を擦る感覚が書いていて楽しい
  • メンテナンスをしながら永く使えて愛着がわく

万年筆を使ってみると、書き心地の良さに驚く人もいるでしょう。力を入れずにスラスラかけて疲れにくいため、文学作家や作曲家・司法試験の受験生にも使っている人が多いのです。

使い込むほど自分の書きグセにペン先が合ってくるので、愛着がわくのも永く使える理由の1つですね。

〈デメリット〉

  • キャップを閉め忘れると乾燥して書けなくなる
  • 紙の種類によっては弾いたりにじんだりして書けない
  • 色変えや補充の際の手入れが大変

用途によっては実用性より嗜好品としての印象が強くなるのではないでしょうか。仕事で使っていると、ついキャップを閉め忘れたり書類によっては万年筆を使えなかったりする場合もあります。一般的にいつでも使えるボールペンと特別な用途に使う万年筆を場面によって使い分けると良いでしょう。

インクの補充方法にはカートリッジ式・吸収式と、どちらも可能なコンバーター式の3つがあります。面倒に感じるインクの補充も、今では簡単に交換できるタイプが販売されています。カートリッジ式を選べばインク交換の不便さは解消されるでしょう。


万年筆を使っている男性はかっこいい?

万年筆を使っている男性がかっこいいと感じるかどうかは、その人の雰囲気や立ち振る舞いが大きく関係しているのではないでしょうか。映画で俳優が使っているシーンを見るとかっこいいですよね。

一方で、キラキラ光る万年筆を胸ポケットに入れていると「何だか気取っているように感じる」との声もあるのです。普段は内ポケットやカバンに入れておき、いざというときにサッと取り出すとスマートな印象に見えます。

万年筆は男性がさりげなく身につけることで、ふとした瞬間にかっこいいと感じさせてくれるアイテムではないでしょうか。