もくじ
生ゴミを冷凍して出すのが迷惑になる理由
生ゴミの冷凍によって次のような問題が発生し、迷惑になってしまう場合があります。
- 溶けて水分が出ると悪臭が発生する
- 冷凍した生ゴミの焼却は時間がかかるため、二酸化炭素の排出量が増える
冷凍した生ゴミを出す際は水分が出てゴミ捨て場を汚さないように収集時間のギリギリに出すようにしたいですが、それ以外にも水分をなるべく出さないように冷凍するよう心がけたいところです。
冷凍生ごみの焼却時間家の影響については、焼却前には解けているという意見もあり必ずしも迷惑になるとも言い切れません。
迷惑をかけない冷凍生ごみの排出は水分の処理が重要
なるべく迷惑をかけないように冷凍した生ごみを排出するには、いかに水分を減らせるかがポイントで、冷凍する前に極力水気を絞ってから冷凍するだけでも、溶けたときに出てくる水分量はかなり減らすことができます。
しっかりと水分を切った状態で凍らせた生ごみであれば、収集所に水が溜まるほどにはなりませんので迷惑になることはないはずです。
逆に言うと、水分を切ってから生ごみを冷凍できないのであれば、冷凍せずに別の方法で廃棄する方が良いとも言えるでしょう。
生ゴミを冷凍庫に入れても衛生面は問題ない?
生ゴミは、発生したその日に冷凍庫に入れておけば衛生面の問題はありません。
「生ゴミを冷凍庫に入れるのはちょっと抵抗がある……」との声も聞かれますが、もともとは食材として冷蔵庫で保管していたものですからね。
生ごみというより「食べない部分」を冷凍しておくだけと考えると、そこまで抵抗はないのではないでしょうか。
ほかの食べ物と一緒にしたくない人は、生ゴミ専用のスペースを作ったり蓋をして見えないように保管するだけでも抵抗感は軽減できるのではないでしょうか。
生ゴミを冷凍庫に保管する入れ物のおすすめは?100均商品で使えるのはあるか
生ゴミを冷凍庫に保管する入れ物は、100均のジップロックやタッパーがおすすめです。理由は冷凍OKの入れ物が多く、いろいろなサイズが販売されているからです。
「冷凍庫に生ゴミを入れるなら、このスペースを使いたい」という時には、100均ならぴったりサイズの入れ物が見つかるでしょう。
入れ物を使って食品と分別することで、生ゴミを冷凍庫に入れる抵抗感がある人も実践できるのではないでしょうか。
さらにSNSやブログには、ジップロックやタッパー以外にも次の方法で冷凍しているとの声があります。
- 飲み終わった牛乳パックを使う
- 新聞紙に包む
- ビニール袋にいれて口を縛っておく
生ゴミを冷凍して捨てるだけなので、家にあるものを活用している人も多いことが分かります。
ただし、蓋がないものや密閉できない入れ物は中身がこぼれたり食材と混ざって管理しにくくなったりするので、冷凍庫に入れたまま忘れないように注意してくださいね。
一人暮らしが生ゴミを冷凍するメリットは?ゴキブリ対策にも!
一人暮らしをしている人が生ゴミを冷凍すると、次のようなメリットがあります。
- 生ゴミの量が少なく冷凍スペースが空いている
- ニオイが部屋中に広がるのを防ぐ
家族が多いと生ゴミの量は多くなり、それだけ冷凍しておくスペースが必要ですが、一人暮らしは一度に出る生ゴミも少なく、冷凍庫の空いたスペースにサッと入れておけますよね。
また、一人暮らしではワンルームに住んでいる人もいますし、生ゴミの置き場所が確保できなければニオイは広がりやすいですが、冷凍しておくことで、帰ってきたときの不快なニオイに悩むこともなくなりますね。
そして、生ゴミの冷凍はゴキブリ対策にもなります。ゴキブリは生ゴミのような腐ったニオイや水分のある場所に寄ってくるので、冷凍しておくことでゴキブリの発生リスクを減らすことができるのです。
生ゴミを冷凍できるゴミ箱「CLEANBOX」の評判は?
2022年8月に、生ゴミを冷凍できるゴミ箱「CLEANBOX」が発売されました。
次のような特徴があります。
- マイナス11度で紙おむつやペットシーツを入れてもOK
- ニオイを2万6千分の1に抑える
- 容量は20ℓあり電気代は1日わずか2円
値段は4万8180円と決して安価ではなく、わずかながら電気代もかかります。
しかし、使用した人の口コミには「消臭効果は高く、部屋で生ゴミのニオイを感じる悩みがなくなった」との評判があります。また、ステンレス製のデザインは部屋に置いても邪魔になりません。
公式サイトでは完売するほどの人気となっているので、気になる人はAmazonなどの通販や都内のビックカメラ・蔦屋家電で販売しているのでチェックしてみてくださいね。