家の中に飛んでいるコバエを捕獲するのにめんつゆトラップが効果的ですが、せっかく設置しても効かないと感じることがあります。
多くの場合はめんつゆトラップが効かないコバエが飛んでいる場合か、めんつゆトラップに洗剤を入れすぎていることが挙げられます。
また、使い方を誤ると逆効果になってコバエが増えることもあるので注意が必要です。
ここでは正しいめんつゆトラップの設置の仕方やめんつゆトラップが効果を発揮するコバエの種類などについてご紹介しています。
もくじ
めんつゆトラップが効かないのはなぜ?洗剤の入れすぎに注意!
めんつゆトラップを置いてみたけど思ったより効果がないという場合、次の理由が考えられます。
- 効かない種類のコバエが発生している
- 洗剤を入れすぎてニオイが弱くなっている
- コバエが増えるスピードが速い
- 設置する場所が悪い
コバエは6種類に分類され、めんつゆトラップが効くのは「ショウジョウバエ」という種類です。効かない時はショウジョウバエ以外のコバエが発生している可能性があります。
また、めんつゆトラップは洗剤を入れすぎると、ニオイが薄まり効かないことがあるのでご注意ください。(洗剤は、表面に膜を張るために入れるので2~3滴でOKです。)
そのほか、置く場所によっても効かないことがあるのでまずはコバエが発生している場所を確認してその付近に設置されているか確認しましょう。
一般的にはコバエが集まりやすい、ゴミ箱や水回りの設置がお勧めです。
めんつゆトラップが逆効果になる理由は?
めんつゆトラップはポイントをおさえて設置することで、たくさんのコバエを駆除できますが、コバエがよく捕れるからと1週間以上置いたままにするのはやめましょう。
めんつゆトラップの中でコバエが卵を産み、増えてしまう可能性があります。
駆除していたのにコバエが増えてしまい、逆効果になるのは避けたいですよね。(コバエは繁殖スピードが早く卵から1~2週間で成虫になるのでご注意ください)
めんつゆトラップにコバエがたまったら早めに取り替えるか、1週間を目安に新しいものに交換するのが良いでしょう。
コバエ駆除を目的に設置しためんつゆトラップが逆効果にならないように、不衛生な場所を作らないことが大切です。
めんつゆトラップはコバエにしか効かない?デメリットと対処法についても
めんつゆトラップはコバエにしか効果はありません。前述したとおりコバエの中でもショウジョウバエにしか効果がないのでショウジョウバエの対策をしたい場合のみ効果を発揮します。
めんつゆトラップによってショウジョウバエの撃退には効果を発揮してくれますが、デメリットとしてはコバエ以外の害虫を寄せ付けてしまうことが挙げられます。
コバエがいなくなってもハエがあらわれたり、ゴキブリが寄ってきたりすることもあるので、これらのデメリットの対処法は、めんつゆトラップを清潔にしておき、コバエ以外の対策もしておくことです。
夏場はコバエだけでなくゴキブリも発生しやすいので、あわせて対処すればデメリットにはなりません。
めんつゆトラップのやってはいけない捨て方!トイレに流すのはOK?
めんつゆトラップでコバエがたくさん捕獲できたときや、1週間経過した場合はできるだけ早急に処分する必要があります。
処分するときにやってはいけない捨て方は、キッチンや洗面所などの排水口に流すことです。排水口に流すと中でコバエの卵がふ化してしまい、大量発生してしまう可能性があるためです。
正しい捨て方としては、トイレに流す方法や密封して可燃ごみとして廃棄する方法があります。
トイレに流すと内部に卵が残りにくいので、新しいコバエが発生するリスクは少なくなりますが、それでも心配なときは、密封してゴミに出す方法が安心です。
めんつゆは新聞紙などに吸い込ませてから袋に入れて、しっかり口を閉じておきます。ほとんどの地域では燃えるゴミに出せますが、住んでいる自治体の分別方法を確認してくださいね。
正しい使い方と処分方法を実践して、やっかいなコバエを撃退しましょう。