私たちが住んでいる田舎だと特に、ママ友の範囲が広くなる傾向にあってお下がりをくれる人に恵まれやすい傾向にあります。
娘の服のほとんどは息子の友達のお姉ちゃんが着ていたお下がりによって成り立っているくらいたくさん貰えるので大助かり。
ですが、お下がりって一方的に貰うことばかりなので、どうやってお返しをしようかと悩む方も多いのではないでしょうか。
これまでたくさんのお下がりを貰って、私たちなりに考えたことや経験したことをまとめてみたので、お下がりのお礼について考えている方の参考になれば嬉しいです。
もくじ
「お下がりにお礼なしは当然でしょ!」という優しさ
先日、嫁がお下がりの服をたくさんくれたママ友にお礼としてお菓子を渡したら、
「お下がりにお礼なしは当然でしょ!」と言われたそうな。
要するに、
「いらなくなった物をあげただけなんだから気にしなさんな」
ということのようで、そのお友達のサバサバ具合がよーくわかる発言だなぁと思って聞いていました。
このサバサバした感じは個人的には好きですが、嫁としてはちょっと強めに拒絶されたと感じたようで戸惑いを隠せず。
でもこれってある意味優しさなんじゃないのかなと思いますがどうでしょうか。
「気ぃ使わなくていいからね」って直接的な言葉だと額面通りに受け取れないけれど、「お礼なしは当然でしょ!」だったら本当に気を使う必要はないのかなって思えてきませんか?
田舎暮らしの強力なママ友ネットワークのおかげで、お下がりを貰ったりあげたりと頻繁にやってますが、この「お下がりのお礼」に関しては結構みんな気を使っているなぁというのが印象です。(本音の探りをしている人が多いんじゃないだろうか…)
そんな時に「お礼なしは当然」とズバっと言われるとちょっと気持ちが軽くなるように感じられました。
お礼は土産などでお菓子を渡すくらいが丁度いい?
お下がりのお礼は、ちょっとしたお菓子を渡すくらいが多いです。わざわざ買いに行ったお菓子というより、どこか旅行へ行った時にお土産として買ってくることがほとんどです。
金額にして2~3,000円前後くらいでしょうか。これくらいだと多すぎず少なすぎずという感じで丁度良いと思います。
実際に自分が貰う側になった時は、旅先でわざわざ買ってきてくれたんだなーと嬉しく思いますし、過大なお返しではないので気兼ねせずに頂ける気がします。
旅行先の名産とか美味しいお菓子を貰ったらとっても嬉しいですけどね。お下がりをあげたいランキングの上位に急上昇するのは確実ですw
手紙やお礼状でメッセージを貰って思ったこと
すごくマメなママ友さんだとお手紙をいただくこともありますね。
ちょっとかわいらしい便せんに手書きでお礼が書かれた手紙はやっぱり気持ちがこもっているような気がして嬉しいものです。
ごくまれにお礼状のように気合いの入った感じのお手紙をくれる人もいますが、力が入り過ぎていない便箋+手書きくらいがバランスが一番良いように感じます。
嫁も何度か真似をして手紙を書こうとしたことがありましたが、書こうとしてもなかなか上手に書けず断念したことも。
「意外と裏では時間をかけて書いた手紙なのかも…」と、実際にやる側を経験して気付くこともあったりしますね。
商品券や図書カードなど金券系を貰うのはどう思う?
最近はほとんどいなくなりましたが、過去に何度か商品券や図書カードをいただいたこともありました。
お下がりをあげただけで商品券3,000円とか、ちょっと過大なんじゃないかなーと思ってしまいます。
「それだったら新品の服を買えるんじゃないの?」
という気持ちになりますしね。
物だと好みがあるから、使い勝手の良いものでお返しした方が良いという意見もあると思いますが、金額が直接表れているだけにある程度大きな金額になってしまうので、結果的に過大になりがちなのが商品券や図書カードのような金券系のお返しではないでしょうか。
お下がりのお礼の相場がどうしても気になる時は
結局は、お下がりに限らずお返しの量ってその人との関係性によって変わってくると思います。
なので、相場はないと言った方が正しいのではないでしょうか。
ただ、感覚的なものでお菓子を渡すにしても高額過ぎず少額過ぎずという価格帯のようなものはあるでしょうけれどね。明確な金額はないでしょうけれど、少なくとも1,000円以上くらいは買おうかなと思ったり、5,000円のお菓子だと過大かなというのはあるのではないでしょうか。
どうしても相場が気になるのであれば、レアなものをお返しにすれば金額ではない希少性が付加されるので相場から外れたとしても全く問題はなくなるでしょう。昔で言うと、並ばないと買えない生キャラメルなんて貰ったら、数百円のものでもお礼としては形になったりしますよね。
実は、以前友達に何かのお礼で当時貴重だった生キャラメルを貰ったのですが、今でも覚えているくらいめちゃくちゃ嬉しかったです。これなんて相場を考えている人だったら絶対に選ばなかったお返しですからね。
お礼のタイミングは早過ぎない方が良い
お下がりに限らず、何か物を頂いてもすぐさまお返しする必要はないと思います。むしろすぐにしない方が良いです。
嫁がこのタイプで、何か貰ったらすぐに「お返ししないと」と言い出します。
きっと頂いた恩というか借りをすぐに返してチャラにしたいという気持ちがそうさせるのでしょう。(早くお返しをしたがる人に限ってお返しが済んだら、その受けた恩を忘れることが多いような気がします。。)
すぐにお返しをされると「これで帳消しね」って言われているような気がしてちょっと悲しい気持ちになるのは私だけではないでしょう。
それよりも頂いたことを覚えていて、数ヶ月後くらいに旅行先のお土産を渡すとかお裾分けをする方が相手も喜んでくれるのではないでしょうか。
まとめ
お下がりのお礼はないというのは当然かと言われると、その人の価値観次第というところはあるので断言はできませんが、不要になったものをあげているわけですから、過剰なお返しは不要という人が多いのではないでしょうか。
とはいえ、一方的に貰いっぱなしというのも気兼ねしてしまいますし、相手としても適度なお礼をくれる方がいればそちらへあげたくなるのも人情でしょう。
その際のお礼については、過剰になりすぎず、そして適度なタイミングで行えれば相手にも気を遣わせ過ぎずに程よいお礼になるでしょう。