車の運転免許証の写真ってどうしても暗い表情になりがちなので、もう少し明るい写真にできたらなーと思う人も多いかもしれません。
サイズ的にもプリクラの写真とほとんど変わらないので、
「プリクラの写真が使えたらな…」
なんて思う人もいるかもしれませんね。
最近のプリクラは証明写真モードという機能がついている機種もあるので、「もしかしたらこれで運転免許証用の写真が撮れるかも?」と思って調べてみたことなどをまとめてみました。
もくじ
プリクラの証明写真モードで免許証用写真は撮れる?
結論から書きますが、プリクラの証明写真モードを使用して撮影した証明写真は、免許証に使うことはできません。
理由は、公的機関が発行している免許などにおいては、補正が掛かる物やレタッチ機能を有している写真を禁じられているためです。
プリクラ機器においては、レタッチ機能をオンにすると本人とかけ離れている印象を与えてしまうような写真になる可能性が高いため、残念ながら証明写真としては使用できません。
そもそも公的機関が発行するものは写真は写真撮影した印紙でなくてはならず、プリクラのようなシールタイプのものは原則として認められていないというのもありますけれど。
さらに、写真の大きさも免許証用としては合いません。(プリクラのサイズが大きすぎるため)
ですが、公的機関以外の証明書としては機能しますので、免許証やパスポートなどの公的機関の証明書以外であれば、レタッチ機能をオンにして取った写真であろうが、レタッチをオンにしなかった写真であろうが証明写真として使用することは可能です。
フリューのプリクラを扱うサイトから公式見解として説明がQ&Aに掲載されています。また、証明プリの写真データをダウンロードして自分で印紙に印刷した場合、公的機関の証明写真に使うことができるかどうかについては未知数です。
プリクラの証明写真の値段はいくらか
プリクラを使用すれば、わずか400円で6枚の証明写真を手に入れることが可能です。
一般的な写真館で証明写真を撮る場合、料金は平均して3000円程度かかることが多いです。それに対し、自動販売機タイプの撮影ブースを利用した場合でも、最低でも900円程度の出費は覚悟しなければなりません。
他の撮影方法と比較すると、プリクラで撮影する証明写真のコストパフォーマンスの高さが際立ちます。
また、現代ではデジタルデータの需要も高まっており、プリクラの証明写真も例外ではありません。追加料金を支払うことで、撮影した写真のデータをダウンロードするサービスが提供されています。
このサービスを利用すれば、オンラインでの提出が必要な場面でも容易に対応できます。データダウンロードにかかる費用も含めて考えても、他の方法と比べて経済的です。
プリクラで証明写真が撮れる機種一覧
証明写真が撮影できるプリクラの機種は以下のとおりです。(順不同)※2021年12月現在
ただ、機種名をわざわざ覚えたり探したりする必要はなく、実際のプリクラの機械に「証明プリ対応機種」と書かれているかどうかを確認するだけで判別は可能です。
- Skin Lily
- トキメキルール2
- コレカワfin
- THE CANDY STUDIO
- winc3
- キュント3
- KATY サランへ
- BABY2
- MY COSME
- shirayuki happy ending
すべての機種においてプリクラで証明写真を撮ることができるモデルはフリューが開発したプリクラ機モデルが主です。
証明写真モードの操作や髪色を変える方法
証明プリ対応の機種で、まずは通常のプリクラを撮るようにお金を入れます。
「証明プリモード」が表示されるので選択。
たったこれだけ。あとは通常のプリクラと同じように撮影するだけでOKです。
肌質や髪色、目の印象は撮影前に選択できるので、就活前で髪色が明るい状態でも、黒髪を選択するだけで黒髪の写真が撮れたりするので便利です。
プリクラで証明写真なんて難しい操作が必要なんじゃ…と心配する必要はまったくありません。
証明プリで撮影したデータはダウンロードできるのか
ピクトリンクから証明写真のデータをダウンロードすることは可能ですが、それをするには有料会員になる必要があります。
通常、証明プリの場合もシール紙へ印刷されてしましますが、データをダウンロードしておくことで写真紙への印刷が可能になります。
ちなみに料金は、プリクラを全部保存できるサービスが300円(税抜)、全部保存できた上にらくがきなし等のプリクラも保存できるサービスが500円(税抜)です。
就活や転職などの際に、これから複数枚必要になる可能性がある場合は、データをダウンロードできるようにしておくと便利でしょうね。
プリクラで作れる証明写真のサイズは?
プリクラでは一般的な履歴書用の3cm×4cmのサイズの証明写真しか作れません。
その為アルバイトなどの履歴書に使用することは可能ですが、それ以外のサイズが指定されている証明写真には使えません。
今後、もっとプリクラで証明写真を撮る人が増えれば、今後は他のサイズの証明写真が作れるようになっていく可能性はあると思いますが、どこまでプリクラで証明写真を撮る人が増えるのかによって結果は変わってくるでしょうね。
3cm×4cmのサイズ以外で作れる機種が登場したらここでもご紹介したいと思います。
まとめ
プリクラで撮影した写真は車の運転免許証の写真に使うことはできません。
今のところは公的な証明写真に使えませんが、近い将来にはもしかすると使えるようになる可能性はあるでしょうね。
プリクラで証明写真モードで撮影した写真は履歴書などの写真には使えるので、上手に活用したいところです。
6枚で400円という価格も魅力的ですし、髪の色など自由に調整できる機能も便利です。
画像よし、値段よし、機能よしとなれば、活用できる範囲は広がっても何らおかしくありません。
今後もプリクラでの証明写真機能の進化に注目していきたいと思います。